私の八雲展
普賢寺 俊男
(旧制都立高校 理24卒)
八雲展とのなれそめは?と思いをめぐらしたが、何も出てこない、ぼけたかなと思いながら府立の機関紙「八雲」で見たのか、テニスの先輩甘田さんにすすめたられたのか定かでない、とにかく興味を持って電話をしてみた、書は駄目ですと言われ、冗談じゃない書も芸術だと思いながら、松岡先生を偲ぶ会と聞いて、それじゃと絵らしい作品を選んでと、出品したのが平成15年第21回八雲展だった。
出品者の中にコーラスでも大先輩の岡さんにも会えたし、恩師東恩納氏の息子さんにも逢えた、以来毎回の出品作に刺激を受けた、ちぎり絵あり、仏あり、CG映像・電車イラスト・廃材スタンドと、いろいろのテーマ、手法、ジャンルに接し、勿論絵画でも正統派・前衛と盛り沢山、赤あり、金ぴかあり、白黒ありと兎に角俺も頑張らねばと思った。
美しいものを美しいと思い、どんな小さな事にも感動することを忘れない、豊かな余生を送りたい、そんな気持ちで一杯、どうかこの会が長く続き多くの感動を与えてくれることを願う。